電話番号 & スマホ無しでApple IDとMicrosoftアカウントが新規作成できるか検証する【Windows PC】
- Apple:不可
- Microsoft:可
Apple ID
Apple IDの作成には電話番号入力が必須です。
入力した電話番号には確認コードが送られてくるので適当な番号は使えません。
確認コードの送信はSMSの他、機械音声での通知が選べるので携帯電話以外でも応答できます。
i Phoneでの作成例
- 電話番号
Windows PCでのアカウント作成例
- 電話番号
- メールアドレス
Googleアカウントは電話番号入力を"省く"方法がありましたが、Apple IDにはありません。
そのかわりアカウント利用中に追加情報の送信を迫られることもありません。
いずれにせよ電話番号とスマホ無しパソコン単体でアカウントが作成できるかという観点から見れば、答えはNOです。
GoogleアカウントはGoogleサービスを使うスマホユーザーのためのアカウントとという印象を受けましたが、Apple IDは純然たるAppleデバイスユーザーのためのアカウントに思えます。その違いがアカウント作成プロセスに垣間見えます。
Microsoftアカウント
Microsoftアカウントの作成はブラウザのOutlook経由でつくるのが一番楽です。
電話番号は要りません。メールアドレスも要りません。ちょっとしたクイズで楽しませてさえくれます。
全デバイス共通フォーム。アカウント発行まで数十秒。
最高ですね。これがインターネットですよみなさん。
オマケ:スマホが無いと使えない機能
時代の波でしょうか。
MicrosoftアカウントにはPC単体では使えない機能が存在します。
それはパスワードレス化です。
Microsoftアカウントをパスワードレス化するには
- 2つ以上の再設定用連絡先 (メルアド or 携帯電話番号)
- 認証アプリMicrosoft Authenticatorの導入
1.は2つのメールアドレスを登録すればいいので携帯電話番号は要りません。
2.のMicrosoft Autehnticatorはスマホ専用アプリです。
Googleの認証アプリはPCのブラウザアドオン『Authenticator』等で代替できますが、Microsoftの認証アプリには代替品がありません。
マイクロソフトのモバイル事業はWindows 10 Mobileのサポート終了以降行方不明になりました。従ってMicrosoft AuthenticatorはもうAndroidとiOSでしか動作しません。
つまりWindowsに強固な鍵をかけるにはライバル他社のスマホを使うしかないのです。
こんなウィンドウズくんの姿見とうなかった…😭
最後に
アカウント作成能力だけ抽出すると、Googleアカウントの電話番号入力をスキップできてiCloudメールアドレスも貰えるiOSが頭一つ抜けています。
結局のところ中古スマホ一台用意すれば、PCオンリーのユーザーが抱えているその息苦しさはいくらか改善されます。
時間があれば過去記事を一読下さい。